嗚呼、帰りたい

プログラミングのことから日常のことまで。いわゆるごった煮というものだな。

2020年になってしまったので現状確認をする

あけました.おめでとうございました.2020年になってしまった.自分が成人式に出席するような年なのがびっくりです.光陰矢のごとしとはよく言ったものだなと.

昨年は色々ありました.1年間の浪人生活を終え,第一志望だった阪大に前期で落とされてしまったものの,なんとか後期で国立の京都工芸繊維大学に拾ってもらえた(=合格した)のは非常に大きい出来事でした.私は臆病な人間ですから,後期の合格発表直前までもし滑り止めの私立に入学したときに確実に発生するであろう奨学金の負債に心を悩ませていました.

大学に入学していざサークルに入ろうという時点で,親から「京工繊はロボコンが強いらしいよ」という話を聞きました.そもそも私はロボコンというものに全く縁が無かったのですが,「なんかめっちゃ面白そうやな」と思い,入部説明会の初回に早速出向き,その場で入部届けを出しました.また,情報工学課程のガイダンスかなにかでomzn教授が自身のTwitterアカウントを紹介されていたことをきっかけになんやかんやであくあたん工房というもの存在を知り,Tech Talk Tuesdayにお邪魔させてもらってから入会を決めました.

大学生活が始まってしばらくのあいだはそれはそれはもう鬱でした.やはり第一志望で落ちたショックというものはなかなか拭いきれないものです.また,僕は純粋にコミュニケーションが上手ではないので,5月に入る頃まではあまり会話できる人がいなかったのもなかなか精神的なダメージとなりました.そういった点では,色々気さくに絡んでいただいた,あくあたん工房の皆様方には感謝するばかりです.ただ5月に入り,ロボコンプロジェクトの方で本格的に活動が始まり,プロジェクト内の同輩と打ち解けてからはもう大学生活はひたすら楽しいものへと変わっていきました.

この頃には大学とは別に,同じ高校出身の友人の下宿にしばし遊びに行くなどしていました.友人の下宿に何かしら特別なものがあったわけではありませんが,純粋に突撃するだけでも楽しかったのです.そこで夕食を振る舞ってもらうことがあったのですが,自宅通学で親に頼りっぱなしの自分の状況と対比して,親元を離れて自炊する友人を見て「すごいなあ」と感嘆したものです.

6月初旬にはロボコンプロジェクトで新人戦がありました.内容としてはライントレースを行い,所定のコースの一周にかかる時間を競うもので,一見シンプルなタスクに見えますが大苦戦を強いられました.とはいえ,最終的には優勝できたのはとても嬉しかったです.優勝賞品のハーゲンダッツがそれはそれは美味しかったです.

またこの時期からバイトを始めました.最初にエントリーしたところでは不採用になってしまい落胆していたのですが,そこから二社に応募して共に採用していただいたのは幸いでした.ということで今ではプログラミングを教える仕事とシステム開発の仕事をしています.

そこから大学の期末試験を無事に終え約二ヶ月にもわたる夏季休業に突入します.夏季休業中には羽を伸ばす…間もなく,来たるSummer Robot Contest(以下SRC)に向けて回路を切削したり,制御のプログラムを書くなどしていました.結果としてはスケジュールの崩壊が祟ってあまり良い成績が出せず,また私はチームのリーダーを担当していたのですが,「向いてない」ということをとことん実感しました.ただ,制御のプログラムについてはなかなか良かったんじゃないかなとは思います.

ロボコンの他には初めてのハッカソンに出場しました.発表当日までに完成させることができず撃沈しました…

夏季休業が終わり,後期が始まった頃から競技プログラミングにどハマりしました.いっときは寝ても覚めてもAtCoderの過去問を解いているような時期もありました.まあとはいえAtCoderでは緑に留まる程度ですが…

ロボコンプロジェクトの方では新たな役割を任せられるのですが,これについてはまあ書かないことにします.

さて,終盤にかけて雑になりつつも昨年を振り返ってみましたが,思った以上に色んなことをしていたものだなあと言うのが率直な感想です.今私が在籍している大学は,私の第一志望ではなかったものの,勉強ができないけど情報系の学問をやりたい私にとってはちょうどいい立ち位置の大学なのかなあと,入学して八ヶ月がたった現在ヒシヒシと感じています.

2020年は

を目標に頑張りたいと思います.